こんにちは！
豊中少路バーバーショップTHIRDPLACEのYUUNAです
ヘアカラーをした後に かゆみ・赤み・腫れ などの症状が出たことはありませんか？
それは ジアミンアレルギー かもしれません。ジアミン（パラフェニレンジアミン/PPD）は、
ヘアカラー剤に含まれる成分の一つで、アレルギー反応を引き起こす原因になることがあります。
「今まで大丈夫だったのに、急にかぶれるようになった…」
「ジアミンアレルギーでも染められるカラーってある？」
そんなお悩みを抱える方のために、
このブログでは ジアミンアレルギーの原因や症状、安全にヘアカラーを楽しむ方法 を詳しく解説します。
ノンジアミンカラーやヘアマニキュア、植物染料 などの代替カラーの選び方もご紹介！
アレルギーが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください
ジアミンアレルギーとは？
ジアミンアレルギーとは、ヘアカラーに含まれる「パラフェニレンジアミン（PPD）」やその類似成分に対するアレルギー反応 のことを指します。主に 永久染毛剤（酸化染毛剤） に含まれており、黒や暗めのカラーをしっかり発色させるために使用されます。しかし、繰り返し使用することで体が過敏に反応し、アレルギーを発症する ことがあります。
ヘアカラーによるアレルギー反応の原因
ヘアカラーによるアレルギーは、主に 酸化染毛剤に含まれるジアミン系成分 が原因です。
染毛時に酸化剤と反応して発色する際に、体が異物と認識し 免疫反応を引き起こす ことで症状が現れます。
特に、繰り返し使用することで体内に感作（アレルギーの準備状態）が進み、突然発症する こともあります。
アレルギー反応は軽度なものから重度のものまであり、主な症状は以下の通りです。
- 軽度
かゆみ、赤み、ヒリヒリ感、軽い腫れ - 中度
強いかゆみ、頭皮の腫れ、発疹、顔のむくみ - 重度
呼吸困難、喉の腫れ、アナフィラキシーショック（救急対応が必要）
ジアミン（パラフェニレンジアミン/PPD）の役割
ジアミン（PPD）は、ヘアカラー剤に含まれる酸化染料の一種 で、次のような役割を持っています。
- 発色を良くする
黒やダークブラウンなどの深みのある色をしっかり発色させる - 色持ちをよくする
髪の内部に浸透し、酸化反応を起こすことで長期間色をキープ - 明るさを調整する
髪の色素を分解しながら、希望のカラーに染める
ただし、強い発色・色持ちを実現する一方で、アレルギーリスクがある のがジアミンのデメリットです。
そのため、アレルギーを発症した人は ジアミンを含まない代替カラー を選ぶ必要があります。
どんな人がアレルギーになりやすいのか？
ジアミンアレルギーを発症しやすい人には、以下のような特徴があります。
- ヘアカラーを繰り返し使用している人
→ 長年ヘアカラーをしていると、ジアミンに対する感作が進み、突然アレルギーを発症することがあります。 - 過去に軽いかぶれやかゆみを感じたことがある人
→ 少しでもかゆみやヒリヒリを感じたことがある人は、アレルギーの前兆かもしれません。 - アトピーや敏感肌の人
→ もともと肌が弱い人は、ジアミンの刺激によってアレルギーを発症しやすい傾向があります。 - 金属アレルギーや花粉症を持っている人
→ 体質的にアレルギーを持っている人は、ジアミンに対してもアレルギーを発症しやすいです。 - 市販のセルフカラーを頻繁に使用している人
→ 市販のカラー剤は 美容室のものよりもジアミン濃度が高い ため、アレルギーリスクが高まります。
ジアミンアレルギーは 一度発症すると、二度とジアミンを使用できなくなる 可能性があるため、ヘアカラーを繰り返す人は注意が必要です。特に 「最近ヘアカラーの後にかゆみを感じる…」 という人は、ジアミンアレルギーの前兆の可能性 もあるので、パッチテストを実施し、安全なカラー剤を選ぶようにしましょう
ジアミンアレルギーの症状とリスク
ジアミンアレルギーは、ヘアカラーに含まれるジアミン（パラフェニレンジアミン/PPD）によって引き起こされるアレルギー反応 です。発症すると、軽いかゆみから重度のアナフィラキシーまで、さまざまな症状が現れる可能性があります。ここでは、初期症状・重度の症状・繰り返し染めることによるリスク について詳しく解説します。
かゆみ・腫れ・発疹などの初期症状
ジアミンアレルギーの初期症状は、ヘアカラーをした後数時間〜1日以内に現れることが多い です。
以下のような症状が見られた場合は、アレルギー反応の可能性があります。
軽度の症状（初期反応）
- 頭皮や額、首筋の かゆみ
- 赤み や 発疹 が出る
- カラーを流した後も ヒリヒリとした刺激 を感じる
- 顔やまぶたの 軽い腫れ
この段階では、症状が数日で治まることもありますが、次回以降のカラーで症状が悪化するリスク があります。
一度でもこうした反応が出た場合は、 ジアミンアレルギーの前兆 かもしれないので注意が必要です。
重度のアレルギー反応（アナフィラキシーの危険性）
ジアミンアレルギーが進行すると、症状が強くなり、場合によっては 命に関わる重篤なアレルギー反応（アナフィラキシー） を引き起こす可能性があります。
重度の症状（ヘアカラー後数時間〜24時間以内に発症することが多い）
- 頭皮だけでなく、 顔や首の腫れがひどくなる
- 目の周りが腫れ、 まぶたが開かなくなる
- 呼吸が苦しくなる（喉の腫れ）
- じんましん や 全身のかゆみ
- めまい・動悸・血圧の低下
これらの症状が出た場合、アナフィラキシーショックの可能性 があります。
すぐにヘアカラーを洗い流し、迷わず救急対応（119番通報）をすることが必要 です。
アナフィラキシーは、放置すると呼吸困難や意識喪失につながる危険な状態です。
繰り返し染めることで悪化するリスク
ジアミンアレルギーは、一度発症すると、回数を重ねるごとに症状が悪化しやすくなる のが特徴です。
アレルギーが進行する原因
- 軽い症状のうちは我慢して染め続ける
- カラーの頻度が多い（毎月・数ヶ月おきに染めている）
- 市販のヘアカラーを使用している（ジアミン濃度が高いことが多い）
アレルギーの進行を防ぐためには、初期症状が出た段階でヘアカラーを見直すことが重要 です。
「今回は少し痒いだけだから…」と我慢して染めると、次回以降さらにひどい症状が出る可能性があります。
ジアミンアレルギーのリスクを理解し、安全なカラー選びを
- ジアミンアレルギーは軽度の症状から始まり、繰り返すことで悪化する可能性がある
- 一度でもかゆみや赤みが出たら、ジアミンフリーのカラーに変更を検討する
- 重度のアレルギー反応（呼吸困難・顔の腫れなど）は危険な状態なので、すぐに医療機関を受診する
ジアミンアレルギーを防ぐためには、 自分に合ったヘアカラーを選ぶことが大切 です。
次の章では、 ジアミンアレルギーのチェック方法や、代替カラーの種類 について詳しく解説します
ジアミンアレルギーのチェック方法
ジアミンアレルギーは、過去にヘアカラーをして問題がなかった人でも、突然発症することがあります。
そのため、事前にアレルギーの有無をチェックすることが重要 です。
特に、繰り返しヘアカラーをしている人や、過去に軽いかゆみを感じたことがある人は注意が必要です。
ここでは、パッチテストの重要性と正しいやり方 について解説します。
パッチテストの重要性
ジアミンアレルギーは蓄積型アレルギー
ジアミンアレルギーは 1回目のカラーでは問題なくても、繰り返すうちに発症することが多い です。
特に 「今まで染めても平気だったから大丈夫」と思っている人ほど、突然のアレルギーに注意が必要 です。
美容室でもセルフカラーでも、毎回テストが推奨される
ジアミンアレルギーは ヘアカラーをするたびにリスクが高まる ため、新しいカラー剤を使うときは必ずパッチテストを実施する ことが大切です。
パッチテストの正しいやり方
パッチテストは、カラーをする48時間前に実施 し、アレルギー反応が出ないかを確認します。
以下の手順で行いましょう。
パッチテストの手順
準備するもの
- 使用するヘアカラー剤（1剤と2剤を混ぜたもの）
- 綿棒または綿球
- 絆創膏または医療用テープ
カラー剤を塗布する
- ヘアカラーの 1剤と2剤を混ぜたものを少量用意 する
- 腕の内側（肘の内側など皮膚が柔らかい部分） に綿棒で塗布
- その上から 絆創膏または医療用テープでカバー する（空気に触れると反応が進むため）
30分後に最初のチェック
- かゆみ・赤み・腫れがないか確認
48時間後に最終チェック
- かゆみや赤み、発疹、腫れ、ヒリヒリ感がないか確認
- 途中で異常が出た場合は、すぐに洗い流し、使用を中止
過去に問題がなかった人でも突然発症する可能性
一度でも染めたことがあるから「大丈夫」とは限らない！
ジアミンアレルギーは 「感作（アレルギー準備状態）」が進行することで突然発症 することがあります。
なぜ突然発症するのか？
- ジアミンは蓄積型アレルギーの原因物質 であり、体が徐々に拒否反応を起こすようになる
- 年齢を重ねると免疫が変化し、急にアレルギーを発症することがある
- カラーの頻度が高いほど、アレルギー発症リスクが上がる
過去に問題なくても、次回以降にアレルギーが出る可能性がある人
- ヘアカラーを長年繰り返している人
- 以前に軽いかゆみやヒリヒリ感を感じたことがある人
- 敏感肌・アトピー体質の人
- 風邪や体調不良のときにカラーをすると発症することがある
パッチテストでアレルギーの有無を確認しよう
- ジアミンアレルギーは蓄積型なので、過去に問題がなくても突然発症する可能性がある
- ヘアカラーをするたびに、毎回パッチテストを実施するのが理想的
- パッチテストはヘアカラーの48時間前に行い、赤み・かゆみ・腫れが出たら中止する
ジアミンアレルギーのリスクを回避するためにも、事前にパッチテストを行い、自分の体質に合ったカラー剤を選ぶことが大切 です。次の章では、ジアミンアレルギーでも使えるヘアカラーの種類 について詳しく解説します
ジアミンアレルギーの人が避けるべき成分と対策
避けるべき成分
ジアミンアレルギーの人は PPD（パラフェニレンジアミン） 以外にも以下の成分に注意が必要です。
- PTD（パラトルエンジアミン）
PPDの代替成分だが、同様にアレルギーを引き起こす可能性あり - レゾルシン
酸化染毛剤に含まれ、刺激が強い - 過酸化水素
頭皮を刺激しやすく、炎症を悪化させる
カラー後の頭皮ケアと保湿方法
- 低刺激のシャンプー でしっかり洗い流す
- 頭皮用の保湿ローション や オイル で保湿
- 紫外線を避け、帽子や日傘で頭皮を守る
かゆみや赤みが出たときの対処法
- すぐにカラー剤を洗い流す
- 冷やしたタオルで頭皮を鎮静
- 症状が続く場合は皮膚科を受診
アレルギーがある場合は、ノンジアミンカラーやヘアマニキュア など、低刺激の染料を選ぶのが安全です。
安全にヘアカラーを楽しむために
- パッチテストを行い、アレルギーを確認
- 美容師と相談し、最適なカラーを選ぶ
- 自分に合った安全なカラー方法を見つける
無理せず、安心してヘアカラーを楽しみましょう！
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